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日本未利用魚活用協議会

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水産物の流通過程において、魚体のサイズが不揃いであったり、漁獲量が少なくロットがまとまらないなどの理由から、非食用に回されたり、市場にあまり出ない魚のこと。

漁獲量が頭打ちとなるなかで、
未利用魚の活用はとても重要な課題です。

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全漁獲量の約3割が未利用魚

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世界の総漁業生産量

(2020年 国際連合食糧農業機関)

「未利用魚」について正確な統計はありませんが、FAO(国際連合食糧農業機関)が2020年に出した報告書によると、世界の大半の地域では全漁獲量の約30~35%は廃棄されているといいます。

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日本の漁業生産量は減少傾向にある

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沿岸から遠洋へ 漁場を拡大することで発展した日本の漁業。1983年に排他的経済水域(200海里水域)が設定されたことで、生産量は一気に落ち込みました。近年も、気候変動や環境汚染で魚の数が減ったことも相まって、ゆるやかな減少傾向を辿っています。

「日本未利用魚活用協議会」は、
未利用魚の有効活用を通して、
水産資源を守り
新たな価値を創造するため活動しています。

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・輸入スケトウダラの高騰で、かまぼこの利益率が低下

かまぼこの原料は主にベーリング海で穫れる輸入のスケトウダラ。近年、世界的な魚食の流行とコロナ禍後の需要増加によって、米国を中心としたインフレが続いています。また紛争によるエネルギー価格の高騰、円安、輸送コスト増もあり、製造コストは上昇を続け利益率が圧縮されています。

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・日本にはかまぼこに適した未利用魚が沢山ある

日本近海には3,000種を超える魚が生息していますが、市場に並ぶのは500ほどにとどまり、多くの魚が未利用となっています。例えば、かまぼこ産地・富山で獲れる「シイラ」は、魚体が小さく、漁獲量が少ないことで未利用魚になっていますが、実は、かまぼこにすると美味しい魚でもあります。このように、日本国内の未利用魚のなかにはかまぼこに適した魚が多くあります。

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富山県食品研究所

未利用魚の活用に関する調査・分析の内容を共有し、アドバイスを行う。

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いとう商店

富山湾・銚子湾の未利用魚をすり身の原料となる切り身に加工。富山県内の水産加工業者では難しい、魚体の小さい魚を加工する技術を持っている。

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富山ねるものコーポレーション

未利用魚の切り身を使ったかまぼこ、調味すり身の開発・製造。また完成品の流通・販路開拓(食品関連展示会への出展など)を行う。

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株式会社

富山ねるものコーポレーション

富山県高岡市二塚199-16

富山県 農林水産総合技術センター

食品研究所

富山県富山市吉岡360

株式会社いとう商店

千葉県旭市ハの2801

富山県 農林水産部

富山県富山市新総曲輪1−7

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